住宅ローン利用予定の方は、借入時に加入する団体信用生命保険（団信）についての効果・必要性は十分ご承知のことかと思います。
（団信・・借主の死亡・高度障害時に住宅ローンが完済される保険）
そしてここで重要なのは、
「万が一のとき、住宅ローンは無くなるけど収入も無くなるんだから、残された私たちの生活はどうなるの！？」
ということです。
世帯の収入が減るわけですので、支出も減らすか、別の手立てを検討しないといけません。
遺族の方の収入がいきなり増えることはありませんし、支出については食費などを大きく減らすわけにいきません。趣味などにかけるお金を減らしたとしても、子の教育費や物価上昇を考えると限界があります。マンションなどの維持費用が高額などの場合、住宅ローンがなくなってもそこに住み続けることが困難で住居を売却せざるをえない、ということもあります。
となると、「今の内に団信以外の生命保険に加入しておく、それも不足がないように」ということがもっとも現実的・効率的なやり方になります。
上記が保険加入にあたっての基本的な考え方になります。
図にするとカンタンに見えますが、未来を想定することはなかなか難しく、しっかりと保障額を検討するとなるとけっこう手間がかかります。
「万が一の後はどのような生活スタイルになる？お子様の進学は？奨学金を利用？老後も同じところに住み続ける？年金はいくらもらえそう？・・・」
いずれにせよ、ここも考えながら住宅取得、住宅ローンを検討することが肝要です。
ご不安がある場合、ライフプランニングを得意としている当社にご相談ください。