住宅取得にあたり、一戸建てorマンション、新築or中古とそれぞれメリットがありますが、経済的な視点からいうと、「新築一戸建ての建売」がもっともオトク感が高くなりやすいと思われます。
なぜなら・・
①ランニングコストが
小さい!
《マンションとの比較》
マンションでは管理費・修繕積立金を毎月支払う必要があり、また駐車場を近隣に借りるとしたらこれも大きな支出となります。
下記は、住宅ローン4,000万円を借入した場合のシミュレーションです(借入期間35年・金利1.00%)。
(管理費:毎月17,452円 修繕積立金:毎月14,279円、駐車場:毎月20,000円)
マンション | 新築一戸建て | |
---|---|---|
住宅ローン | 約4,740万円 | 約4,740万円 |
管理費 | 約730万円 | 0円 |
修繕積立金 | 約600万円 | 0円 |
駐車場 | 約840万円 | 0円 |
総額 | 約6,910万円 | 約4,740万円 |
(参考:国土交通省 令和5年度マンション総合調査(東北地域)より)
このケースでは、マンションと新築一戸建ての差額は35年間で2,170万円になります。
仮に総額を同程度にしようとすると、マンションの借入額は2,200万円程度(完済までの支払総額2,600万円)になります。
一戸建てでも修繕のための積立などは必要と思いますが、マンションのように強制的な支出にならないことは大きなメリットですし、また積立を他のことに利用することもできます。
②家の寿命が長い!
《中古住宅との比較》
木造住宅の寿命は一般的には30年ほどと言われています(メンテナンスによりかなり伸びます)。
中古住宅を購入した場合、建替え・修繕までの期間が短くなりがちで、設備の交換も比較的早く到来します。
これらを現金で対応する場合、預貯金残高の減少となりますし、借入で対応する場合、物件購入時のローン返済と合わせ大きな負担になることが想定されます。
新築ですと、建替えや修繕まで十分な期間があり、設備交換もしばらく考えなくともよいので貯蓄が進み、家計・人生の選択肢を増やすことができます。
③仲介手数料を無料に
できる物件が多い!
《仲介手数料の比較》
中古物件ですと売主様の方にも仲介業者が付いていることが多いため、買主様からの仲介手数料を無料にすることは難しいですが、建売では多くの場合、両者の間に入る仲介業者は1社のみになりますので、弊社では仲介手数料は売主様からのみいただき買主様に無料でサービスを提供することが可能となります。(無料で取扱いできない物件もございます。)
物件価格 | 仲介手数料(上限額=無料になる金額) |
2,500万円 | 891,000円 |
3,000万円 | 1,056,000円 |
4,000万円 | 1,386,000円 |
4,500万円 | 1,551,000円 |
浮いた仲介手数料はオプション工事に充てたり、お子様の将来の学費の一部にしていただいたりと、さまざまな使い方ができます。
住宅を求める皆様にそれぞれの事情・お考えがありますので、どれが最適なのかは各ご家庭により異なります。
上記は経済的な視点から見た場合、「こんな見方もある」という参考にしていただきたいと思います。
